「Dr.パルナサスの鏡」見て来ました。

いや〜〜もう一言で言うならとっても面白かった。

私好みの大好きな映画です。

まず、この映画は監督のテリー・ギリアム好きの夫が是非見に行きたいと言っていました。それを聞き、よくよく見たら、監督のテリー・ギリアムに加え、出演者はヒース・レジャー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、リリー・コールという、こうもめちゃくちゃなまでの個性派ぞろい。(笑)
しかも、ヒース・レジャーはもう死んでるし。(o´艸`)プッ。って笑っちゃいけませんが、「ダークナイト」の撮影終了後、28歳の若さで亡くなってしまったんですよね・・ジョーカーを地で行った様なヒースの破天荒な一生でした。バットマンの宿敵ジョーカーを演じたのがヒース・レジャーで、その演技といったら、もう狂ってるとしか言いようが無い凄いものでした。
「Dr.パルナサスの鏡」を途中まで撮影していて急死した為、監督のテリーは焦りました。

以前もテリーは「ドン・キホーテを殺した男」を最後まで撮影できずに(軍用機が1日何度も頭上を飛んだり、洪水にあったり、病気になったりした為)撮影続行を断念した経験があり、またその二の舞になるんじゃないか?!と。
けど、この話はファンタジー映画なので、そこを逆手にとり、ヒース・レジャーの役をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが演じるという、一人4役の逆!?!?4役一人という方法をとりました。よく一人の役者が4人の人物を演じ分けるというのは聞いた事があるけど、一人の役を4人でやるなんて全く聞いた事がありません。

もう、それだけで、とってもワクワクしてくるでしょ?
それに付け加え、スーパーモデルのリリー・コール。この人180センチの長身にギュって圧縮された様な小さいベビーフェィスの顔で、そのわりに胸はあって、普段はなんか奇妙な感じを醸し出していたんだけど、こうゆうファンタジー映画に出るともうぴったりその役にはまるんです。奇妙な感じがまさにベストマッチ!!でした。
写真・左 ヒース・レジャーとリリー・コール
写真・右 ジョニー・デップ


写真・左 ジュード・ロウ
写真・右 コリン・ファレル 以上。役者は違いますが同一人物。


写真・左 リリー・コール。ベビーフェイスが役にお似合いです。子供か大人か分からない雰囲気がまた良い。
写真・右 Dr.パルナサスの鏡の芝居小屋みたいなの。


普通に通して見ていると4役一人が全く違和感が無い。あれ?今変わった??って思うくらいで、知らない人が見てたら気がつかないかも・・ジョニー・デップに妙に似てる役者だなぁ〜あれ?ジュード・ロウにも似てる・・って思うくらいかな?(笑)
しかし、やっぱり一番好きなのはやはりジョニーの所。ジョニーって何であんなにファンタジーが似合うのかしら?
ティム・バートンの映画にも通じる所があり、ジョニーがとっても良い味を醸し出してました。
ストーリーもパルナサスが永遠の命を持った事の苦痛や、誰でも鏡の中に入ると自分の欲望の世界が見える事。そして、パルナサスと悪魔の選択が最後に待っている所など、なかなか深く面白い内容でした。
悪魔の誘惑に負けてそちらに行くと、いきなり爆発したりする。


って、事は・・悪魔は本当は良い方に導きたいと思っているのだろうか?とか、「トニーの事を殺したいけど、なかなか死なない。」とか言っていたので悪魔は悪い人が嫌いなのか?とか、悪魔は年をとらないのに、(悪魔だから?)何で永遠の命を持ったパルナサスだけが年老いていくのか?とか、悪魔に対して神が出てこないなど、いくつか疑問はありますが、まあ悪魔もトニーもなかなか茶目っ気があってそこまで悪い感じでは無いし、いまいち憎めない楽しいキャラでした。
この映画は一言で言うと、トニーを楽しむファンタジー映画です。調子がよく饒舌なトニーがとにかく面白い。
見終わった後、私は「あ〜!楽しかった!」といった感じでしたが、夫は感動してウルウルしてました。(ハテ?そんな泣く様な所は無いはずだが・・)
エンドロールの後、映画館内に不気味なトニーの携帯の着信音が響きます。

え!?観客の中にトニーが!?
※ストーリー
人々の隠れた欲望を形にする魔法の鏡「イマジナリウム」を出し物に一座を率いて旅するパルナサス博士は、かつて一人娘を16歳の誕生日に悪魔に差し出すことを条件に永遠の命を手に入れていた。娘の16歳の誕生日が3日後に迫る中、博士は新たに一座に加わった青年トニーとともに最後の賭けに出る。
theme : 特撮・SF・ファンタジー映画
genre : 映画