「パコと魔法の絵本」
2008.11.20(Thu)
「パコと魔法の絵本」見に行ってきました。
上映されたのけっこう前で、ずぅーと見たい見たいと思っていたものの、時は流れ流れて...やっとこ見て来ました。


※ストーリーは、一代で会社を築きワガママ放題生きてきたクソジジイ・大貫(役所広司)と交通事故の後遺症で一日しか記憶のもたない少女・パコ(アヤカ・ウィルソン)との交流を軸とした、爆笑して号泣する奇跡の感動ストーリー。
「お前が私を知ってるってだけで腹が立つ!」と心の中になんかいたくなかったクソジジイが、「私はただ、この子の心にいたいんだよ!」と初めて他人の心に残ろうとした物語です。

中島哲也監督と言えば「下妻物語」「嫌われ松子の一生」二本とも映画館に見に行きました。
始めは嶽本野ばらの「下妻物語」を読んで好きになり、それが映画化されるなら見に行こうという感じで、特に中島監督がどうのとか思っていなかったんです。
ところが「下妻物語」を渋谷パルコの最終上映で見た後、
何故か司会者登場・・・「ハテなんだろ~??」って思っていると、
「さーて、今回の上映はいかがでしたかぁ?お呼びしましょう!中島哲也監督です~!!」とか言い監督登場。
その後に嶽本野ばらさん登場!!
「ええぇぇ!!」とびっくりしたのは言うまでもありません。
全然全く知らなかったのです。私だけ??みんな知ってた??
超ラッキーとはこの事。いや~偶然その日にして良かったぁ~。
その後ボ~( ̄△ ̄)っと夢心地でした。またまたその後、石野卓球氏とも会って握手してもらうというサプライズな一日でした。
その時の中島監督はハニカミ屋さんでやさしい感じだったのですが、実際撮影に入るとかなり恐ろしい人らしく嫌われ松子役の中谷美紀は「女優を辞めようと思った」と言ってるし、出演者は「とにかく怒られない様に一生懸命やった」と言っているので実力者俳優、女優でも叱咤されるらしいです。
それで失敗はしていないのだから、中島監督の方法は間違っていないとは思いますが・・中谷美紀の件も役と本人の事を考えての事だと思います。計算された叱咤だと思うんですよね。一応フォローすると・・
面白かったのが土屋アンナだけは怒られても言い返すのだそう。ウケる~(笑)
かなり気に入られているから出来る技だと思いますが。(* ̄m ̄)プッ

今回のオオヌキ(役所広司)は中島監督自身なんだと書いてありました。分かる気がします。
オオヌキのように頑張らないと!と鎧を着ている人っていっぱいいると思います。
私の周りにオオヌキのような人が過去に沢山いたので凄く良く分かる。
第一線で働いていると、「自分がいないと!自分がやらないと!自分がここまでやってきたんだ!」って思って働いている上司って沢山いますよね。
そして無理がたたってオオヌキのように入院して、「実は自分がいなくても意外と会社ってまわっていくんだ・・」と気付きます。
そして、年老いて硬くなった頭の自分自身が実はみんなの仕事の邪魔をしていた事に気付くんです。
正直、ただ面白いだけの話なんてつまりません。
これは子供向けのように感じますが、実は子供から大人まで・・いやお年寄りまで見ても心を打たれる話だと思います。
頑張って生きている人から落ちこぼれて自分に嫌気がさしている人まで、様々な人にあてはまる様に登場人物の設定がしてあります。
前半の飛ばし方が「このまま行っちゃったらマズイんでないの?」と思いましたが、中盤になってどんどん物語の深みが増していき、みんなの心が見えてきて・・ラストへと繋がります。まさに笑って泣いて笑って泣いての繰り返し!!
かなり多様していたCG処理にハリウッドでも通用するんじゃ・・って思いました。
やはりCGキャラクターあってのおとぎの国でしたし、キラキラフアフアな世界感を表現するのに「ここまでやるか~」と感心しながら見ちゃいました。
まさに「子どもが大人に、読んであげたい物語。」
大人向けのおとぎ話・・文句のつけようがありません。
中島ワールド完璧です。
上映されたのけっこう前で、ずぅーと見たい見たいと思っていたものの、時は流れ流れて...やっとこ見て来ました。



※ストーリーは、一代で会社を築きワガママ放題生きてきたクソジジイ・大貫(役所広司)と交通事故の後遺症で一日しか記憶のもたない少女・パコ(アヤカ・ウィルソン)との交流を軸とした、爆笑して号泣する奇跡の感動ストーリー。
「お前が私を知ってるってだけで腹が立つ!」と心の中になんかいたくなかったクソジジイが、「私はただ、この子の心にいたいんだよ!」と初めて他人の心に残ろうとした物語です。

中島哲也監督と言えば「下妻物語」「嫌われ松子の一生」二本とも映画館に見に行きました。
始めは嶽本野ばらの「下妻物語」を読んで好きになり、それが映画化されるなら見に行こうという感じで、特に中島監督がどうのとか思っていなかったんです。
ところが「下妻物語」を渋谷パルコの最終上映で見た後、
何故か司会者登場・・・「ハテなんだろ~??」って思っていると、
「さーて、今回の上映はいかがでしたかぁ?お呼びしましょう!中島哲也監督です~!!」とか言い監督登場。


「ええぇぇ!!」とびっくりしたのは言うまでもありません。
全然全く知らなかったのです。私だけ??みんな知ってた??
超ラッキーとはこの事。いや~偶然その日にして良かったぁ~。
その後ボ~( ̄△ ̄)っと夢心地でした。またまたその後、石野卓球氏とも会って握手してもらうというサプライズな一日でした。
その時の中島監督はハニカミ屋さんでやさしい感じだったのですが、実際撮影に入るとかなり恐ろしい人らしく嫌われ松子役の中谷美紀は「女優を辞めようと思った」と言ってるし、出演者は「とにかく怒られない様に一生懸命やった」と言っているので実力者俳優、女優でも叱咤されるらしいです。
それで失敗はしていないのだから、中島監督の方法は間違っていないとは思いますが・・中谷美紀の件も役と本人の事を考えての事だと思います。計算された叱咤だと思うんですよね。一応フォローすると・・
面白かったのが土屋アンナだけは怒られても言い返すのだそう。ウケる~(笑)
かなり気に入られているから出来る技だと思いますが。(* ̄m ̄)プッ

今回のオオヌキ(役所広司)は中島監督自身なんだと書いてありました。分かる気がします。
オオヌキのように頑張らないと!と鎧を着ている人っていっぱいいると思います。
私の周りにオオヌキのような人が過去に沢山いたので凄く良く分かる。
第一線で働いていると、「自分がいないと!自分がやらないと!自分がここまでやってきたんだ!」って思って働いている上司って沢山いますよね。
そして無理がたたってオオヌキのように入院して、「実は自分がいなくても意外と会社ってまわっていくんだ・・」と気付きます。
そして、年老いて硬くなった頭の自分自身が実はみんなの仕事の邪魔をしていた事に気付くんです。
正直、ただ面白いだけの話なんてつまりません。
これは子供向けのように感じますが、実は子供から大人まで・・いやお年寄りまで見ても心を打たれる話だと思います。
頑張って生きている人から落ちこぼれて自分に嫌気がさしている人まで、様々な人にあてはまる様に登場人物の設定がしてあります。
前半の飛ばし方が「このまま行っちゃったらマズイんでないの?」と思いましたが、中盤になってどんどん物語の深みが増していき、みんなの心が見えてきて・・ラストへと繋がります。まさに笑って泣いて笑って泣いての繰り返し!!
かなり多様していたCG処理にハリウッドでも通用するんじゃ・・って思いました。
やはりCGキャラクターあってのおとぎの国でしたし、キラキラフアフアな世界感を表現するのに「ここまでやるか~」と感心しながら見ちゃいました。
まさに「子どもが大人に、読んであげたい物語。」
大人向けのおとぎ話・・文句のつけようがありません。
中島ワールド完璧です。
スポンサーサイト